スレート屋根の塗装はNG!?屋根カバー工法をオススメするワケとは -屋根修理、雨漏り修理、屋根工事、屋根カバー工法、サイディング工事など、富士市、富士宮市、沼津市、裾野市、御殿場市

スレート屋根の塗装はNG!?屋根カバー工法をオススメするワケとは

投稿日:2023.5.9  更新日:2023.5.11

スレート屋根の塗装はNG!?屋根カバー工法をオススメするワケとは(1)

スレート屋根とは?

スレート屋根の塗装はNG!?屋根カバー工法をオススメするワケとは(1)

 

スレートはコロニアル、カラーベストといった呼び方もされますが、それらはメーカーの商品名のことを指しており、総称してスレートと呼んでいます。

スレートは、セメントに繊維素材を混ぜて固めて成形したもので、軽量でデザイン性も高く安価なため、多くのハウスメーカーでも使用されています。

しかし、塗装が剥がれて変色したり、カビやコケが生えて見た目が悪くなるため、築20年ほどでリフォームを希望されるお客様が多いのも現状です。

 

スレート屋根の塗装をオススメしないワケ

屋根のリフォームにおいて「スレートは塗装が剥がれたら吸水してしまうので再塗装が必要」と言ってくる業者も居ますが、それは誤った情報です。

実際、スレート屋根のメーカーメンテナンスガイドには下記のように記載されています。

 

・塗装が薄くなったり汚れが付いた場合でも、屋根材自体の基本性能は問題ありません。

美観の維持・向上を図るためには再塗装を行ってください。

 

よって、スレート屋根の塗装はあくまでも美観を良くするためのものであって、寿命を伸ばしたり雨漏りを防ぐものではないのです。

塗装をする際は高圧洗浄→塗料の3度塗りと、最低でも4回は職人が屋根の上を歩くため、屋根材の下のルーフィング(防水シート)を傷めてしまうことになります。

ルーフィングは屋根材同様20年ほどで劣化し、劣化したルーフィングは油分が抜けてパリパリとした、例えて言うと枯れ葉のような状態になっています。

枯れ葉の上を歩くと、カサカサと音がしてもろく崩れてしまうことがありますよね?

劣化したルーフィングはまさにそのような状態で、上を歩くことにより崩れてしまったり、ビス止めの穴が広がって雨漏りを引き起こしてしまうことがあるのです。

屋根塗装をした後に雨漏りがした、という事例がとても多いのも現状です。

 

そこで当社がおすすめするのが、屋根リフォームのひとつの方法である屋根カバー工法です。

 

屋根カバー工法とは?

スレート屋根の塗装はNG!?屋根カバー工法をオススメするワケとは(2)

 

屋根カバー工法とは、既存の屋根の上に新しいルーフィングを張り、新たに屋根材を張る工法のことを言います。

既存の屋根を撤去する必要がないため、葺き替えよりも工期が短く価格を抑えることができる反面、重量が重くなるというデメリットもあります。

そのため、上からかぶせる屋根材は重量の軽いものでなければなりません。

また、すべての屋根でカバー工法ができるわけではありません。

カバー工法ができる屋根、できない屋根については下記をご参照ください。

 

カバー工法ができる屋根

・スレート屋根(コロニアル・カラーベストなど)

既存の下地の状態により、合板を張る場合と張らない場合があります。

なお、スレートからスレートへのカバー工法は、メーカー保証外となるため対応できません。

 

・金属屋根(トタン屋根など)

昔のトタン屋根はサビやすく、ケレン(サビ止め)をして塗装をしても持ちが悪いため、カバー工法が有効です。

既に雨漏りしていて下地が劣化している場合は、葺き替えをお勧めする場合もあります。

 

・アスファルトシングル

耐久性が低く、接着剤が剥がれたりシート自体も破れやすいため、ガルバリウム鋼板へのカバー工法をお勧めしています。

 

カバー工法ができない屋根

・瓦屋根

独特な形状のため上に新しい屋根材を張ることができず、もとの重量が重いため必然的に葺き替えとなります。

軽量な屋根材に替えることにより、地震に強い家へと生まれ変わります。

 

カバー工法で使用する屋根材は既存の屋根の上に重ねるわけですから、軽量な屋根材でなければなりません。

次の項目では、カバー工法に最適な屋根材をご紹介していきます。

 

屋根カバー工法にオススメの屋根材

スレート屋根の塗装はNG!?屋根カバー工法をオススメするワケとは(3)

カバー工法でもっともよく使われている屋根材は、軽量でかつ耐久性に優れた「ガルバリウム鋼板」です。

ガルバリウム鋼板にもいろいろな種類がありますが、当社でおすすめしている屋根材をいくつかご紹介します。

 

・ガルバリウム鋼板(縦葺き)

水の流れやすさから勾配の少ない屋根にはこの屋根材一択になり、継ぎ目が少ないため防水面でも優れています。

シンプルな外観になるため新築住宅の屋根材としても使用されていますが、金属屋根独特の雨音が気になる、というデメリットもあります。

 

・断熱材付きガルバリウム鋼板(横葺き)

ガルバリウム鋼板の裏側に断熱材が加工されているもので、断熱性が高いのはもちろんのこと、ある程度の防音効果も見込めます。

縦葺きと比べてデザインのバリエーションが豊富ですが、表面の素材によっては傷が付きやすいというデメリットもあります。

 

・石粒付きガルバリウム鋼板(ジンカリウム鋼板)

ガルバリウム鋼板の表面に天然の石粒を施した、当社イチオシの屋根材です。

石粒が雨音を吸収してくれるため防音性に優れており、断熱材付きのものほどではありませんが、熱の伝わりを押さえるため断熱効果も期待できます。

 

上記屋根材以外にもアスファルトシングルやスレート瓦などもありますが、当社では、耐久性、実績の面からガルバリウム鋼板をお勧めしています。

 

屋根に関するお問い合わせは富士宮屋根工事店へ

この記事を読んでスレート屋根は塗装の必要がない、ということがお分かりいただけましたでしょうか?

もちろん、屋根の美観を良くするためにどうしても塗装をしたい、という方にはデメリットをお伝えしたうえでお見積りをいたしております。

予算の関係でどうしても塗装にしておきたい、というお客様も多くいらっしゃいます。

ただし、せっかくお金をかけるのであれば、美観を良くするだけで終わってしまう塗装より、屋根を長持ちさせることができるカバー工法がオススメです。

 

ウチの屋根、カバー工事をするにはどれくらい費用がかかるの?といった相談でも構いません。

強引な営業はいたしませんのでご安心ください^_^

屋根の点検、調査は無料で行っておりますので、富士宮屋根工事店までお気軽にお問い合わせください!

 

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