お家を長持ちさせたい方必見!外壁カバー工法ってどんな工事? -屋根修理、雨漏り修理、屋根工事、屋根カバー工法、サイディング工事など、富士市、富士宮市、沼津市、裾野市、御殿場市

お家を長持ちさせたい方必見!外壁カバー工法ってどんな工事?

投稿日:2023.10.19

お家を長持ちさせたい方必見!外壁カバー工法ってどんな工事?(1)

屋根のリフォームにおいてはカバー工法が一般的になってきましたが、外壁に関しては塗装のほうがまだまだ主流です。

ところが屋根同様、外壁もカバー工事をすることによるメリットが大きいということをご存知でしょうか?

そこで今回は外壁カバー工法について、またそのメリット・デメリットや費用感についてもご紹介していきます。

 

外壁カバー工法とは?

外壁カバー工法とは、既存の外壁の上から新しい外壁材を重ね張りすることで、「重ね張り工法」とも呼ばれています。

お家の印象をガラッと一新してくれるだけでなく、お家を長持ちさせることができるオススメのリフォーム方法です。

 

外壁カバー工法の流れと通気工法について

ここでは、外壁カバー工事の流れを写真とともにザックリとご紹介していきます。

 

1.既存の外壁の上に透湿・防水シートを張る

お家を長持ちさせたい方必見!外壁カバー工法ってどんな工事?(2)

2.胴縁(どうぶち)と呼ばれる木の下地を打つ

3.サッシ周りの額を作る

4.新しい外壁材を張る

お家を長持ちさせたい方必見!外壁カバー工法ってどんな工事?(3)

 

なお、新しい屋根材との間に胴縁をはさんで通気層を作ることを通気工法と言います。

実は、2000年以前に建てられた住宅の窯業系サイディングは、下地となる柱や構造用合板の上から外壁材を直に張る「直張り工法」が主流でした。

ところが直張り工法の場合、外壁の内部に溜まった湿気を排出することができないため、中の木材が腐る原因となっていました。

そのため、現在では直張り工法は禁止となり、新築住宅やカバー工事ではこの通気工法が採用されるようになったのです。

 

これまでに当社で施工した外壁カバー工事は、以下現場レポートをご参照ください!

静岡県駿東郡小山町 屋根葺き替え・外壁カバー工法 外壁重ね張り

静岡県富士宮市舞々木町 屋根カバー・ベランダ部分外壁カバー工事 外壁取付け

静岡県富士市今泉 外壁カバー工事 金属サイディングを張っていきます!

 

 

外壁カバー工法が向いている家とは?

外装リフォームを検討する際、塗装とカバーで悩まれている方も多いかと思います。

ここでは、塗装よりもカバーのほうが向いているケースをご紹介します。

 

外壁から雨漏りがしている

外壁から雨漏りしている場合は、外壁カバーをおすすめしています。

下地処理として壁全体に防水シートを張ることにより、雨漏りを止めることができるからです。

もちろん、雨漏りしている「面」だけを部分的にカバーすることもできるので、そこだけ壁の色を変えてアクセントにするのもオススメです。

 

外壁の劣化が激しい

お家を長持ちさせたい方必見!外壁カバー工法ってどんな工事?(4)

例えばバルコニーのように外にせり出しているような部分は、外壁材の劣化が進んでいるケースがあります。

外壁材が浮いたような状態になっていたら危険サインです。

そのような状態の外壁に塗装をしても意味がなく、いつ崩れてもおかしくないので、当社ではカバー工事をおすすめしています。

 

外壁カバー工法のメリット

外壁カバー工法を選ぶメリットとしては、以下のことが挙げられます。

 

断熱性・遮音性が高まる

先述したとおり、外壁カバー工法では「通気工法」を採用しているため、湿気がこもらないだけでなく断熱性も高まります。

例えて言うと、寒い日にダウンジャケットを着るのと同じ原理で、通気層がダウンのように空気を含むことにより断熱効果が高まるのです。

さらに外壁が二重になることにより、遮音性が向上するというメリットもあります。

 

長持ちする

外壁塗装の場合、その耐用年数は一般的に10年前後と言われています。(高耐久塗料の場合は15〜20年)

一方で外壁カバー工法の場合、外壁がまったく新しいものになるため、新築住宅と同様の耐用年数となります。

そのため、塗装よりも数倍長持ちすることが期待でき、次のメンテナンスまでの期間が長いというのが外壁カバー工法のメリットです

 

外壁カバー工法のデメリット

外壁カバー工法を選ぶデメリットとしては、以下のことが挙げられます。

 

提案・施工できる業者が少ない

外壁カバー工法でおもに使われる金属サイディングまたはガルバリウム鋼板を加工できるのは板金工事業者です。

そのため、新築住宅でよく使われる窯業系サイディングとは違って施工できる業者が限られてきます。

また、金属サイディングは発注する部材の数がとても多く、知識と経験が必要になってくるため、外壁カバーを提案できる業者が少ないというのが現状です。

 

塗装よりも費用がかかる

外壁カバー工法は、塗装に比べて2〜3倍ほどの費用がかかります。

そのため、予算に収まりきれず塗装を選ばれるケースが多いというのが現状です。

しかし、塗装の場合でも高耐久塗料や高耐久シーリング材を使うと金額が跳ね上がるため、「それなら外壁が新しくなった方がいい」ということでカバーをご選択いただくお客様も多いです。

 

外壁カバー工法におすすめの外壁材は?

カバー工法は外壁を上張りすることにより重量が増すため、耐震面においても軽量な金属の外壁材が適しています。

なかでも当社がオススメする外壁材をいくつかご紹介しましょう。

 

Danサイディング(金属サイディング)

LIXILグループでもある旭トステム外装が製造している金属サイディングです。

窯業系サイディングの約1/4の軽さのため外壁カバー工法に最適で、地震時の建物への負担を軽減してくれます。

カラーラインナップも豊富で、シンプルなボーダー模様からレンガ調まで、お好みの雰囲気から選ぶことができます。

 

角波サイディング

ガルバリウム鋼板を角波型に加工した外壁材です。

シンプルでスタイリッシュな外観は、工場や大型建築物だけでなく、最近ではおしゃれな新築住宅にも採用されています。

四山、六山など、山の数や色により見た目の印象を大きく変えることができます。

 

外壁カバー工法の費用感

外壁カバー工法を検討する際に気になるのは、その費用感ではないでしょうか。

もちろん建物の状況や使用する外壁材のグレードによっても変わってきますが、30坪程度の2階建て住宅で200万円前後が相場とお考えください

 

高いと思われるかも知れませんが、塗装+コーキング打ち替え+足場代、と比較すると約2回分の費用で済むため、長い目で見るとおトクな工事とも言えます。

また、できるだけ費用を抑えたいという場合は、劣化が進んでいる部分(バルコニーなど)のみカバー、他は塗装で仕上げるという方法もあります。

 

まとめ

お家を長持ちさせたい方必見!外壁カバー工法ってどんな工事?(5)

今回は、外壁カバー工法についてご紹介してきました。

見た目をキレイにするだけでなくお家を長持ちさせることができる外壁カバー工法は、これからの外装リフォームの主流となってくることでしょう。

 

当社は金属加工を得意とする板金屋でもありますので、金属サイディングの施工を得意としています。

「ウチの家、外壁カバーするとどのくらかかるの?」といったお問い合わせもお受けしております^_^

お見積りは無料でいたしておりますので、外壁のことで気になることがありましたら富士宮屋根工事店までお気軽にお申し付けください!

 

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