壁が崩れ落ちる!?バルコニーの不具合とメンテナンス方法について解説!
投稿日:2024.12.26
2階建て以上の住宅であれば多くの家に設置されているバルコニー。
洗濯物を干したり日光浴をしたりと、お家にとってありがたい存在ですよね。
ところがバルコニーは建物のなかでも特に劣化しやすく、劣化を放置すると大変なことになるということをご存じでしょうか?
そこで今回は、バルコニーに起こりがちな不具合やメンテナンス方法などをご紹介していきます。
バルコニーのあるお家にお住まいのかたはぜひチェックしてくださいね!
目次
バルコニーとは?ベランダと違いは?
バルコニーとは2階以上にあって、建物の外に張り出したスペースのことを言います。
ベランダも似たような存在なので混同されがちですが、「バルコニーには屋根がなくてベランダには屋根がある」と覚えておくとよいでしょう。
似たようなスペースとしてルーフバルコニーやテラスなどがありますが、場所によって呼び名が違うので図にまとめてみました。
ウチのはベランダ?バルコニー?と迷ったかたは参考にしてくださいね。
バルコニーのメリットとデメリット
バルコニーは日当たりがよく風通しもいいので、洗濯物や布団を干すのにもってこいですよね。
ところが雨が降ると濡れてしまうので、急いで洗濯物を取り込んだ経験がある人も多いかと思います。
そんな「日当たりはいいけど雨に濡れてしまう」バルコニーは、言い換えると常に紫外線や雨水にさらされている場所でもあるのです。
そのため、バルコニーは建物のなかでももっとも劣化が早い部分、と言っても過言ではありません。
バルコニーが劣化するとどうなる?
バルコニーが劣化するとどのような不具合が起こるのでしょうか?
ひとつずつ見ていきましょう。
不具合① 外壁の劣化
バルコニーには屋根がないため、外壁は雨水や紫外線の影響を受けて劣化しやすくなります。
表面が劣化するだけならまだよいのですが、雨水が入り込んで中の下地がボロボロに腐ってしまうことも珍しくありません。
劣化を放置するとサイディングが浮いてきて、しまいには崩れ落ちてくる危険性があるので早めのメンテナンスが必要です。
不具合② 笠木からの雨漏り
バルコニーの笠木は雨水をもろに受けるため劣化が早く、建物のなかでも雨漏りしやすい場所の上位に入るほどです。
笠木からの雨漏りで特に多いのは、笠木と外壁がぶつかる部分です。
それ以外にもつなぎ目のコーキングの劣化や釘の浮き等々・・・
笠木からの雨漏りにより階下の部屋にまで雨漏りしてしまうことも珍しくないので、笠木の劣化は見逃せない劣化のひとつと言えるでしょう。
不具合③ バルコニー防水の劣化
バルコニーの床は防水処理されているのですが、雨や紫外線を受けることにより劣化し、防水機能が失われてきます。
バルコニーの防水にはFRP防水やウレタン防水などいくつかの方法があり、それによってメンテナンス方法が変わってきます。
ご自宅のバルコニー防水の種類が何なのか、メンテナンスを考えるときのために把握しておいたほうがよいでしょう。
不具合④ ドレン(排水溝)の不具合
バルコニーのドレン(排水溝)に葉っぱや土などのゴミが溜まることがありますが、定期的に掃除をすれば問題ありません。
心配なのはドレンの先の排水管の不具合です。
よくあるのは経年劣化によりドレンと排水管をつなぐ接着剤が取れてしまうことで、それが原因となって雨漏りにつながることも多々あります。
特に外壁の横に出ているタイプのドレンは雨漏りしやすいため、10年に一度はメンテナンスをしたほうがよいでしょう。
不具合⑤ 施工不良による雨漏り
バルコニーから雨漏りする原因として、施工不良や雨仕舞が不十分であるケースが考えられます。
例えば笠木板金の下に防水処理がされていなかったり、外壁に防水シートが貼られていなかったりなど・・・
また外壁に入った水を外に出すための水切り(オーバーハング水切り)の納まりが悪かったり、塞いではいけない部分にコーキングをしているケースも多々あります。
バルコニー不具合のメンテナンス方法
バルコニーに不具合が生じた際のメンテナンス方法について、施工事例も交えていくつかご紹介しましょう。
メンテナンス方法① 外壁補強とカバー工事
バルコニーの外壁が劣化していたら、当社ではまず打診にて下地の状態を確認します。
下地が腐っていたら音ですぐ分かりますので、補強も兼ねて外壁カバー工事をご案内するようにしています。
特に腐っていると思われる部分は、必ず既存の外壁をバラして中の状態を確認します。
下地が腐っていたら木下地で補強したうえで防水シートを貼り、胴縁を打って金属サイディングでカバーします。
もちろん外壁全体は塗装、バルコニー外壁だけはカバー、という部分カバー工事も可能です。
間違っても傷んだバルコニー外壁を塗装工事だけで済ませることだけはおやめください。
一時的にキレイになるので安心してしまうかも知れませんが、数年後に壁が崩れてしまったというケースが多々あるのです。
傷んだバルコニー外壁カバー工事の施工事例はコチラ
メンテナンス方法② 笠木板金工事
笠木からの雨漏りはとても多いため、当社では二重三重の防水処理を行うようにしています。
まずは既存の笠木の上に防水シートを貼り、捨て笠木板金を取り付けます。
この板金には上からビス止めし、そのネジ頭を埋めるようにコーキングして上に引っかけるようなかたちで笠木板金を取り付けます。
最後に付ける笠木板金は、雨水の侵入を防ぐため横からビス止めするのがポイントです。
そうすることにより見た目もきれいに仕上がりますし、雨漏り防止にもつながります。
また、もっとも雨漏りしやすい外壁とぶつかる部分はブチルテープを貼ったり、捨てコーキングをしたりと二重三重の防水処理を行います。
笠木板金工事を行った現場のレポートはコチラ
バルコニー修理は富士宮屋根工事店まで!
今回は見逃せないバルコニーの不具合について解説してきました。
バルコニーの不具合を放置すると、外壁が落下してきたり下の階に雨漏りしたりして、大規模な修繕が必要になるケースもあります。
そうならないためにもご自身でバルコニーの状態をこまめにチェックし、定期的なメンテナンスを行うことをオススメいたします。
当社ではバルコニーの修理に関しては数多くの施工実績がございます。
調査、お見積りは無料でいたしておりますので、バルコニー修理の事なら富士宮屋根工事店までお気軽にご相談ください!
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