闇バイト問題でリフォーム業界大苦戦?失敗しない業者の選び方とは?
投稿日:2025.1.16
昨年から相次いでいる、リフォーム業者を装った闇バイトによる強盗事件。
「リフォームを考えているけど怖くて問い合わせできない」
「詐欺や強盗に遭わないか心配」と不安に感じている人も多いのではないでしょうか。
ただでさえ業者選びは難しいのに、詐欺や強盗の心配までしなければならないのは厄介ですよね・・・
そこで今回は、リフォーム会社選びで失敗しないためのコツについて解説していきます。
記事の最後には見積りを取る際の裏ワザもコッソリお伝えしますので、ぜひ最後までチェックしてくださいね(^_^)v
目次
闇バイトによる強盗事件とは?
まずは昨年秋ごろから急増した、闇バイトによる強盗事件についておさらいしておきましょう。
問題となった闇バイトによる強盗事件は次のような手口で下見をし、犯行に及んでいたと言われています。
・「近くで塗装工事をしていたらペンキの匂いがするとクレームが入ったので謝罪に来た」と言って訪問
・「ご主人は出かけてる?」などと問いかけ家族構成を聞き出し、男性の有無を確認
・防犯カメラの有無を確認してその場を立ち去る
・リフォーム業者を装って家の図面を入手したり、家財道具をチェックしたケースもある
リフォーム業界の現状は?
先述したような闇バイト問題により、一部の地域では塗装工事=危険と捉えられてしまっています。
そのため、問題が起こった地域では塗装工事の問い合わせが止まってしまい大打撃を受けているようです。
また玄関のチャイムを押しても出てもらえなくなったため、訪問業者はまともに営業ができない状況になっているそうです。
まじめに頑張っている業者からするとまったく迷惑な話ですよね・・・
そのいっぽうで、ホームセンター経由での塗装工事の問い合わせは急増しています。
当社も某ホームセンターの工事部員として工事を請け負うこともあるため、ご依頼の増加を肌で感じています。
ホームセンターなら安心、と思ってしまうのに無理もありませんよね^^;
失敗しない業者の選び方とは?
闇バイトによる詐欺・強盗が怖いからと言っても、雨漏り修理など、急を要する工事をしないわけにはいきません。
ここでは失敗しないリフォーム業者の選び方をいくつかご紹介しますのでぜひ参考にしてください。
ホームページに騙されない
キレイなホームページに笑顔で写っている社員たち・・・。
そんなホームページを見ると「ここなら安心してお任せできるかも」と思うかも知れません。
ですが、今やホームページはあって当たり前の時代です。
実際に悪質訪問販売の容疑で逮捕された業者も、立派なホームページを持っていました。
ですので私たち消費者は、ホームページの見た目だけで判断するのではなく、その会社の施工実績等を見て厳しい目で判断しなければならないのです。
雨漏り◯◯◯を過信しない
雨漏り◯◯◯、雨漏り診断士等々・・・いかにも「雨漏り修理に強い」と思わせる広告が世に溢れています。
ですが、仮に雨漏り診断士の資格を持っていたとしても、それはペーパーの試験に受かっただけで雨仕舞を理解しているとは限りません。
失敗しない雨漏り修理業者の選び方については、以下ブログ記事でも解説しているので参考にしてくださいね!
修理したい場所に特化した業者を選ぶ
例えば水回りの工事は水道屋さんにお願いするように、屋根工事は屋根専門業者に依頼するのがベストです。
「餅屋は餅屋」ですから、専門外の業者に修理を依頼するのにはリスクが伴います。
依頼しようとしている会社が何を専門にしているかどうかは、国土交通省のホームページでチェックできます。
屋根専門業者であれば「屋」のところに「1」の数字が出てきますので、ぜひ参考にしてみてください。
相談窓口を利用する
「自分で業者を調べるのは不安」という方は、専門の相談窓口を利用するのもひとつの手です。
ここでは当社がオススメする相談窓口や、よい業者が所属する団体のホームページをご紹介します。
屋根リフォーム相談窓口
コチラは当社も所属している屋根リフォームの相談窓口です。
対応エリアは静岡県と八王子市になりますが、お電話またはWebにて屋根工事のご相談を受け付けております。
他社で診断してもらったけど信用していいか不安・・・という方の相談もお受付しております。
トータルリフォームネット
地域密着型のリフォーム会社のネットワークで、日本全国の加盟店を検索することができます。
加盟店は年に数回、各ブロックに集まって情報交換を行うなどして、技術や質を高める活動を行っています。
一般社団法人日本屋根診断士協会
日本屋根診断士協会の試験に合格した屋根診断士を、地域別に一覧で見ることができるホームページです。
各エリアの屋根診断士が無料で診断を行っており、写真付き診断報告書にて屋根の状態のご報告、リフォームのアドバイスをさせていただいております。
工事の見積を取る際の裏ワザ
最後にお家の修理やリフォーム工事の見積もりを取る際の駆け引きと言いますか、裏ワザ的な情報をこっそりお伝えします(^^)d
100万以上かかるような大きな工事の見積もりを取る際は、業者に「相見積もりを取っている」と伝えるのをオススメします。
相手がいると分かると、多少なりとも通常より安く見積りを出す業者が多いからです。
いっぽう数万円ほどの小工事においては、相見積もりを取っているとは言わないほうがベターです。
なぜならば、数万円の小工事の場合はほとんど利益がなく、お客様がお困りなので善意でやっている部分が大きいからです。
仕事としてあまり取る必要がないため、相見積もりを取っていると言われると、他の業者に渡してもいいと思ってしまうかも知れません。
結果として工事費を高めに見積もりされることがあるので、相見積もりを取っていると言わないほうがいいというワケです。
まとめ
今回はリフォーム業者を装った闇バイトの実情と、失敗しない業者の選び方について解説してきました。
私たち消費者はインターネットの情報に惑わされず、厳しい目で信頼できる業者を選ばなければならない、ということがお分かりいただけたでしょうか。
当社では屋根工事におけるお悩みや、不安に感じられていることに関してもご相談をお受け付けしております。
屋根のことなら富士宮屋根工事店までお気軽にご相談ください!
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