外壁塗装におけるクリア塗装って何?適している外壁や注意すべきポイントとは?
投稿日:2026.1.27 更新日:2026.1.27

住宅の顔とも言われる外壁は、住宅の美観に関わる重要な部分です。
美観を保つためには塗り替えメンテナンスが欠かせませんが、近年注目を集めているのが「クリア塗装」という塗装方法です。
クリア塗装は、従来の塗装とは異なる方法で建物本来の魅力を引き出すことができます。
本記事では、クリア塗装とは何か詳しく解説します。
目次
クリア塗装とは

クリア塗装とは、透明の塗料を使用する塗装方法のことです。
通常は色の付いた塗料を使うことが多いですが、クリア塗装は透明な塗料を使うため色が付きません。
そのため、一般的な色付きの塗料とは異なり、下地の素材や色柄をそのまま活かしながら、表面に保護膜を作ることができます。
この塗装方法は、サイディングボードやタイル調の外壁などのデザイン性の高い外壁材に、特に効果を発揮します。
お気に入りの美しい模様や質感を隠すことなく、耐久性や防水性を向上させることができるのです。
外壁塗装工事については「屋根・外壁塗装」をご覧ください。
クリア塗装が適している外壁

クリア塗装が最も効果的なのは、以下のような外壁材です。
デザイン性の高いサイディングボード
デザイン性の高いサイディングボードは、クリア塗装が適している代表的な外壁材です。
レンガ調やタイル調など、立体的な模様や高級感のある外壁材で、クリア塗装をおこなうことでその美しさを保ちながら保護することができます。
劣化の少ない外壁
まだ劣化が進んでいない、比較的新しい外壁もクリア塗装に適しています。
透明な塗料によって下地の状態がそのまま見えてしまうため、色褪せやひび割れが目立つ古い外壁には向いていませんが、新築から10年以内か前回の塗装から5年程度の状態であれば美観を維持することが可能です。
クリア塗装の流れ

クリア塗装の施工は、基本的に通常の塗装工事と同様の手順で進めますが、塗装の回数が異なります。
外壁の洗浄作業
まずは、通常と同じように高圧洗浄からスタートします。
専用の高圧洗浄機を使って、付着している汚れやカビ、古い塗膜などを徹底的に除去します。
この工程によって塗料の密着性が向上し、丁寧におこなうかどうかで仕上がりの美しさが大きく左右されます。
下地処理
クリア塗装でも下地処理は重要です。
ひび割れがあれば補修し、サイディングの目地部分のシーリング材は打ち替えをおこないます。
透明な塗料なので、このような処理の跡も透けて見えるため、特に丁寧な作業が求められます。
塗装作業
通常は下塗り・中塗り・上塗りという3回にわけて塗装をおこないますが、クリア塗装では下塗りが不要です。
そのため、中塗りと上塗りでクリア塗料を2度塗りして完了になります。
クリア塗料は透明なので塗りムラがあっても分かりにくいです。
そのため、技術が必要で、信頼できる業者選びが重要になります。
クリア塗装のメリット

クリア塗装を選択することで得られるメリットは数多くあります。
既存デザインを残せる
最大のメリットは、既存のデザインを損なわずにそのまま残せることです。
高級感のあるサイディングボードや特殊な仕上げの外壁は、色付き塗装では塗り潰されてしまい、せっかくのデザインが失われてしまいます。
クリア塗装なら、元のデザインを保ちながら保護機能を付加できるのです。
艶を出せる
クリア塗装をおこなうことで、塗装表面に深みのある光沢感が生まれます。
透明な保護層が光を均一に反射するため、下地の色がより鮮やかになり、仕上がりに高級感を与えることができます。
美観を長期間維持したい場合に特におすすめな方法といえるでしょう。
チョーキングが発生しない
クリア塗料には顔料が含まれていないため、顔料が粉状になって表面に現れる「チョーキング現象」を防ぐことができます。
また、紫外線や雨水から塗膜を守ることができ、塗装面を触っても白い粉が付着することなく、外壁の美しさと耐久性を長く保つことが可能です。
コストパフォーマンスが良い
色付き塗装の場合は色褪せが目立つと再塗装が必要になりますが、クリア塗装は透明なため色褪せの心配がありません。
そのため、次回のメンテナンスまでの期間を延ばすことが可能です。
また、塗装回数が通常よりも1回少ないため、工期が短縮できコストパフォーマンスが向上します。
クリア塗装で注意すべきポイント

一方で、クリア塗装には注意すべき点もあります。
下地の状態が仕上がりを左右する
塗料が透明なので、塗装をしても下地の状態がそのまま仕上がりに影響してしまいます。
そのため、既存の外壁にひび割れや色褪せ、汚れなどがある場合は、塗装後も見えたままの状態になってしまうのです。
クリア塗装ができるかどうかは、施工前の外壁の状態チェックがとても重要になります。
劣化した外壁には不向き
色褪せやチョーキング現象が激しい場合は、クリア塗装では問題を隠せませんので、このように劣化が進んだ外壁への塗装は避けるべきです。
劣化が激しい外壁には、通常の色付き塗装を検討する必要があります。
塗料選びの重要性
クリア塗料にもさまざまな種類があり、耐候性や防汚性が異なり、価格帯もさまざまです。
そのため、塗料選びも慎重におこなう必要があり、建物の立地条件や予算に応じて、最適な製品を選ぶことが大切です。
経験豊富な業者を選ぶ
クリア塗装を成功させるには、経験豊富な業者を選ぶことが不可欠です。
施工例の写真を見せてもらい、どのような仕上がりになるか確認することをおすすめします。
また、見積書に下地処理や洗浄、塗装などのそれぞれの工程と費用が明記されているかも重要です。
まとめ
クリア塗装は、元の美しいデザインを活かしながら保護機能を付加できる塗装方法です。
長期的な美観維持やコストパフォーマンスの良さなど、さまざまなメリットがあります。
ただし、外壁の状態によっては不向きな場合もあるため、専門家による診断を受けることが大切です。
信頼できる業者と相談をしながら、ご自宅に最適な塗装方法を選択しましょう。
*K*
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