静岡県富士宮市安居山 施工不良により雨漏りした家のカバー工事 谷部分の雨仕舞
投稿日:2024.3.6 更新日:2024.5.13
静岡県富士宮市安居山にて、屋根カバー工事の続きです!
前回のレポートはこちら
屋根全体にルーフィングを敷き終えたら、今度は屋根材を貼っていきます。
使用した屋根材は、当社ではおなじみの石粒付きガルバリウム鋼板(セネター)です。
こちらは谷の部分にセネターを仮止めしたところです。
上のほうだけビス止めをした状態なので浮いたように見えますが、これからヨコ方向からもビス止めしていきます。
上の写真を見てわかるように、谷板金が屋根材から飛び出していますよね。
これは施工ミス?と思われるかもしれませんが、これが正解なのです。
既存の屋根はこの谷板金が外から見えないようにカットしてあったのですが、谷板金が短いと屋根材の下で水が溜まります。
それが雨漏りを引き起こす原因となっていたのです。
見た目は格好悪いですが、谷板金は屋根材の外に出して、水が外に流れる仕組みを作ってあげるのが正解なのです。
さらにケラバの捨て谷板金も外に出して、雨水を外に出す仕組みを作ります。
中に雨水をためずにとにかく外に出す、というのが雨仕舞の基本です!
完成まであと一歩ですが、また次回のレポートに続きます^_^
−Y−