静岡県富士市厚原 落ちそうな瓦の補修工事 不具合の原因は?
投稿日:2024.3.15 更新日:2024.5.15
静岡県富士市厚原にて、瓦屋根補修工事の様子をお届けします!
今回は、1階と2階の袖瓦が落ちそうなので修理して欲しいとのご連絡をいただきました。
お客様の屋根はモニエル瓦のため、「葺き替え」というのもご提案のひとつです。
ですが数年後に引っ越しするご予定とのことでしたので、簡易補修にて対応することとなりました。
屋根を見させていただくと、落ちそうな袖瓦付近の納まりに違和感がありました。
① 瓦と瓦の間に大きな隙間が開いている。
② 袖瓦が真っ直ぐではなく斜めに付けられている。
①の大きな隙間からは水が回っている様子で、軒から破風板にかけて腐っている状態でした。
また②の部分の袖瓦を解体すると、捨て谷が入っていない状態でした。
捨て谷は必ず入れなければならないものではありませんが、今回のように瓦が斜めに付いている場合は水が溜まりやすいため入れるべきです。
今回の袖瓦の不具合は、新築時の施工不良により発生したものと言えるでしょう。
次回のレポートでは捨て谷板金・破風板板金等の施工風景をお届けします!
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