静岡県富士市厚原 下屋根部分のカバー工事 雨漏りの原因とは?
投稿日:2024.4.5 更新日:2024.5.13
静岡県富士市厚原にて、下屋根部分カバー工事の様子をお届けします!
今回のお客様は、下屋根部分の左下の窓枠から雨漏りしているとの連絡をいただきました。
お客様の屋根はひと昔前に一世を風靡した「エバールーフ」という金属の横葺き屋根です。
現場調査に伺ったところひと目で屋根の納まりがおかしいことに気がつき、差し棟の部分に水をかけて点検口をのぞくと水が出てきました。
エバールーフは水が回りやすい屋根材のため、本来であれば壁とぶつかる部分の雨押えは壁の手前で立ち上げなければなりません。
ところが雨押えは外壁の内側で立ち上げてあり、その立ち上がりも不十分な様子でした。
さらに別の業者が行った雨漏り修理で雨押えの部分をコーキングで埋めてしまっていたため、さらに水が中に溜まるようになっていたのです。
雨漏り修理は言わば間違い探しのようなものです。
その間違いに気づかないと雨漏りを止めることはできませんし、余計ひどくなることもあるのです。
今回は屋根全体をやり変えるのには費用がかかってしまうため、下屋根部分のカバー工事というかたちで雨漏りを止めることにしました。
前置きが長くなりましたが…まずはエバールーフの上にラーチ合板を重ねます。
そうしてルーフィングを敷き詰め、壁との取り合い部分はしっかりと立ち上げたところで本日のレポートはいったん終了です。
続きは次回のレポートでお届けします!
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