静岡県富士宮市弓沢町 風に飛ばされた波板屋根の応急処置
投稿日:2024.6.17
静岡県富士宮市弓沢町にて、風に飛ばされた波板屋根の応急処置をいたしました!
なぜ応急処置かと言いますと、現在工事が立て込んでいるため、工事まで数ヶ月お待たせしてしまうからです。
風に飛ばされたのは棟の一部で、そこから雨漏りしてしまったとのことです。
棟の交換だけでも一時的に雨漏りは止まるかもしれませんが、お客様の屋根の状態ではいつまで持つか保証ができません。
そのため屋根カバー工事を提案させていただき、今回は飛ばされた棟の部分に粘着層付きルーフィングを貼り付ける処置をさせていただきました。
お客様の屋根を見ると、明らかにサビが進行していることが分かるかと思います。
この状態の屋根を見ると、多くの業者が屋根塗装を勧めてくることでしょう。
ところが、少しでも錆びてしまった金属屋根は塗装しても全く意味がありません。
なぜならば鋼板屋根には20年〜30年という「寿命」があるからです。
錆が出てきたというのは、寿命が近づいてきたサインでもあるのです。
鉄がまだ若くて元気なうちは塗装してもなんの問題もありませんが、寿命を迎えた鉄にいくら塗装をしてもまた錆が出てきてしまいます。
美観のために塗装するのは間違いではありませんが、数年後に錆びてしまう鋼板屋根の塗装は意味のないことだと当社では考えています。
−Y−