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雨漏りの原因は意外な場所でした
こちらのお客様は1階のサッシから雨漏りするとのことで、過去に何度か雨漏り修理を行ったようですが改善しなかったとのこと。
現場調査のときに目視で怪しい箇所は確認できたものの断定できず、水かけ調査を行ったところ水が出たのは意外な場所でした。
その雨漏りの原因はこちら。折板屋根の水上部分です。
目視で折板屋根の納まりがおかしいことには気づいていましたが、まさかここからの水が出るとは思っていませんでした。
折板屋根の水上部分からの雨漏りはとても多いのですが、漏れてもせいぜいその階下です。
こちらのアパートの外壁は直張り工法(通気層がなく、防水シートの上に直にサイディングを貼る方法)だったため、壁を伝って1階まで水が落ちてきたのでしょうか。
かなりレアなケースでした^^;
納まりの悪い折板屋根
折板屋根の施工を見たところ、パッと見て収まりが悪い点が3つありました。
1.エプロン面戸が付いていない(止め面戸のみ)
2.雨押えが短い
3.笠木に釘が脳天打ちしてある
今回はこれらの納まりを正す工事をいたしました。
エプロン面戸の設置
折板屋根の水上に付ける面戸は、水を完全に止める「止め面戸」と、水やゴミを入りにくくする「エプロン面戸」の二重構造にするのが基本です。
ところが今回の現場では「止め面戸」しか設置されていなかったため、あらたにエプロン面戸を設置しました。
既存の止め面戸にもしっかりとコーキングを充填しています。
雨押えと笠木板金
既存の雨押えが短く水が入りやすい状態でしたので、上から本来あるべき長さの雨押えをかぶせました。
さらに既存の笠木は釘が脳天打ち(釘を上から打つこと)してあったため、そこからも水が回りそうな不安要素がありました。
そのため板金を二重にし、笠木カバーのヨコから釘を打っています。
屋根において釘を脳天打ちするのはNGで、ヨコから打つのが基本中の基本ですよ^_^
雨漏り修理のことなら富士宮屋根工事店まで
今回は意外な場所が原因の雨漏り修理でした!
当社のような外装工事専門業者であれば、屋根の納まりが悪いことはひと目見てすぐに気づくものです。
ところが外装工事がメインでない業者に雨漏り修理を依頼すると、見当違いなところを修理してしまうことが多々あるようです。
そのため、雨漏り修理は屋根・壁のことを熟知した外装工事専門業者に依頼するのをオススメします。
当社は累計1万件以上の外装工事を行ってきた屋根・外壁のプロです。
雨漏りにお困りの方は、ぜひいちど富士宮屋根工事店まにご相談ください!
−Y−
工事のきっかけ
1階のサッシから雨漏りしている