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静岡県富士宮市中島町にて、割れたモニエル瓦の簡易補修工事が完了しました!
今回はそちらの施工風景をお届けいたします^_^
差し替えできないモニエル瓦
モニエル瓦とは、セメントと砂を混ぜて固めた基材の表面に「スラリー層」と呼ばれる防水層を吹付け加工したものです。
つまり基材には防水性がなく、スラリー層のみで防水性を保っている屋根材です。
ですがモニエル瓦に塗装する際は、高圧洗浄機で表面のスラリー層を取り除き、モニエル瓦専用の塗料で色付しなければなりません。
しかも専用の塗料はもとのスラリー層よりも防水性能が劣るため、いちど塗装してしまったら何度も塗装を繰り返さなければならないのです。
実はモニエル瓦はいちども塗装せず、表面の色がなくなってきたら葺き替えする、というのがいちばん長持ちするの方法なのです。
またモニエル瓦はピーク時は製造メーカーが8社ありましたが次々に撤退し、現在は販売されていません。
割れてしまったら替えのものがないため、屋根葺き替えか、応急処置として同系色の板金で部分的に補修するかのどちらかの方法を取るしか方法はありません。
部分補修はあくまでの応急処置なので雨漏りの保証はできませんが、今回のお客様はそれでもいいとのことで部分補修をご選択いただいた次第です。
軒先の瓦を外して板金でカバー
割れていたモニエル瓦は、下屋部分の軒先から2列目のものでした。
そのため軒先の瓦を外し、割れた瓦と差し替え、瓦を外した軒先部分に防水処理をして板金でカバーする方法を取りました。
まずは軒先の瓦を外した部分をラーチ合板で補強し、ルーフィングを貼ります。
そうして瓦と同系色の板金でカバーします。
この「同系色の板金を使う」というのがミソで、遠くから見ると特に違和感なく仕上がっているのではないでしょうか(^_^)v
ただし先ほども申し上げたとおり、この方法はあくまでも簡易的な補修なので、雨漏りの保証はできません。
いちど塗装してしまったモニエル瓦は防水機能が落ちていますので、早めの葺き替えをおすすめしています。
モニエル瓦のことなら富士宮屋根工事店まで!
今回はモニエル瓦の簡易補修でしたが、当社では葺き替え工事も多数の実績がございます。
モニエル瓦が割れてしまったけど、葺き替えにはいくらくらいかかるの?といったご質問にもお答えできます^_^
モニエル瓦のことなら、富士宮屋根工事店までお気軽にお問い合わせください!
−Y−
工事のきっかけ
モニエル瓦が割れてしまった