静岡県富士市原田 初めて見る屋根の棟交換工事
投稿日:2024.11.18
静岡県富士市原田にて、強風で飛ばされた棟の交換工事の様子をお届けします!
今回は築20年のパナホームのお家で、屋根にのぼってみると・・・
今まで何千件という屋根を見てきましたが、なんと初めて見る屋根材でした!
さて本題に入ります^^;
飛ばされた棟は2箇所で、どちらも木の下地(貫板)が腐っていました。
貫板の上にルーフィングがかぶせてあったことが原因と思われます。
棟の施工方法にもいろんなやり方があり、一部のハウスメーカーは貫板の上にルーフィングを貼るのがマニュアルとなっているようです。
ルーフィングをかぶせることにより、棟に水が入っても木が腐らないと思われているようですが、実際は逆です。
貫板は下から水を吸い上げますので、ルーフィングをかぶせると湿気が溜まって木を腐らせてしまうのです。
これは現場を見てきた人間なら分かることなのですが、新築時はメーカーの施工マニュアルに従わないといけないのでやっかいなものです。
・・・というわけで、腐った貫板を撤去し、「タフモック」という人工木材の下にケミカル面戸を貼ったものを棟下地として取り付けます。
上から棟板金をかぶせ、換気塔とぶつかる部分にコーキングをしたら完成です!
換気塔も、パナホームの家にはよく付けられているようですね。
この度は当社にご依頼をいただきありがとうございましたm(_ _)m
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