沼津市大岡・屋根カバー工法②スレート屋根の上に防水シートと雨仕舞いの施工
投稿日:2025.5.7
引き続き、沼津市大岡の屋根カバー工法の現場レポートをお届けします。
今回は、屋根カバー工法における重要な工程である、防水シートの施工と雨仕舞いについて詳しくご紹介していきます。
前回の現場レポートはこちら→沼津市大岡・屋根カバー工法①色あせ・ひび割れが目立つ屋根の調査
スレート屋根全体をしっかりと覆うように屋根全体に防水シートを施工していきます。
今回使用した防水シートは、日新工業の「カスタムライト」。
カスタムライトは、アスファルト含浸紙に高品質な改質アスファルトを被覆し、表面には合成繊維不織布と特殊合成樹脂を使用しているため、高い防水性能を発揮します。
特筆すべきは、裏面が粘着層になっている点です。
これにより、タッカーなどの留め具を使用せずに貼り付けることができ、施工の手間を軽減できます。
さらに、改質アスファルトと粘着層のダブル効果によって、万が一釘穴が開いてしまった場合でも、しっかりと密着し雨水の浸入を防ぐことができるのです。
高品質でありながらコストパフォーマンスにも優れているため、私たちの現場では信頼して使用している防水シートの一つです。
防水シートの施工が終わったら「雨仕舞い」を行います。
雨仕舞いとは、屋根の内側に雨水が入り込まないようにするための仕組みです。
雨仕舞いと防水は、どちらも雨漏りを防ぐための重要な対策ですが、その役割には明確な違いがあります。
- 防水: 建物内部への雨水の浸入そのものを防ぐこと
- 雨仕舞い: 雨水が建物内部に浸入しないように、水の流れを適切にコントロールすること
つまり、防水シートなどで雨水の浸入を直接的に防ぐだけでなく、雨水がスムーズに排水されるような仕組みを作るのが「雨仕舞い」の重要な役割なのです。
今回は、軒先部分に水切り金具を丁寧に施工し、わずかな隙間からの雨水の浸入も防ぐ対策を施しました。
このように、適切な防水処理と雨仕舞いを行うことで、屋根の内側への雨水の浸入を確実に防ぎ、雨水がスムーズに雨樋へと流れる安全な仕組みが完成します。
次回の現場レポートは、最終工程の紹介です^^
静岡県富士市、富士宮市、沼津市、裾野市、御殿場市他の屋根工事、外壁塗装専門店【富士宮屋根工事店】静岡県地域密着
<O>
