富士宮市猪之頭・カバー工法①大量の苔で覆われた屋根の調査

投稿日：2025.5.15 　更新日：2025.5.19

富士宮市猪之頭にて、屋根カバー工法の提案をさせていただきました。

今回は、工事前に行った無料の現場調査の内容をご紹介します。

「屋根全体に苔が発生して見栄えが良くない」とご相談いただきました。

こちらの写真は、工事が始まって足場が組まれてから撮影されたものですが、屋根に大量の苔が発生しているのがわかります。

他の場所では落ち葉も大量に溜まっており、お客様は「毎日の掃除が大変」とおっしゃっていました。

このお家では、スレート屋根が採用されています。

スレート屋根とは、セメントを主成分とした屋根のことで、凹凸のないフラットな外観が特徴です。

新築当初はスレート屋根の表面に塗膜がありますが、経年により塗膜の効果がなくなり防水性が失われます。

こちらのお家の屋根は、防水性が失われたことで屋根材に湿気が溜まり、湿気を好んで繁殖する苔が発生しやすい状態になっています。

また、お住まいの場所は自然が豊かな場所で、周りにはたくさんの木々が生えています。

自然の緑が美しく、見るだけで癒し効果がありますが、落ち葉によってお住まいの劣化を早めてしまうこともあります。

水気を含んだ落ち葉が溜まり続けると、屋根の劣化を早めてしまうでしょう。

これ以上屋根の劣化が進行すると、今度は屋根材が欠けて雨水が家の中に浸入して雨漏りを発生させてしまう恐れがあります。

そこで今回は、雨水や落ち葉が溜まりやすい場所に縦葺きのガルバリウム鋼板をカバー工法で施工し、苔の生えた屋根にはアスファルトシングルをカバー工法で施工することを提案しました。

施工の様子は次回の現場レポートよりご紹介します(^^)/

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