富士宮市猪之頭・カバー工法④軒天と破風の仕上げ
投稿日:2025.6.23
引き続き、富士宮市猪之頭の屋根カバー工法の現場レポートをお届けします。
今回は、軒天井・破風の仕上げをご紹介します。
前回の現場レポートはこちら→富士宮市猪之頭・カバー工法③屋根の防水シートと桟木の施工
仕上げ材を貼る前に、雨水が軒天に侵入しないように水切り金具を施工して雨仕舞いをしていきます。
この金具は、外壁の端部から雨水が建物内部に回り込むのを防ぎ、屋根の軒先から落ちる水を軒天に直接触れさせないようにしたり、雨樋へ誘導したりする役割を果たしています。
湿気の多いエリアのお家なので、湿気対策を万全に行っているのです。
そして軒天に新しい仕上げ材を施工していきます。
今回使用するのは金属製の軒天です。
屋根のカバー工法のように、軒天も既存の仕上げ材の上に重ね貼りしていきます。
金属製の仕上げ材は錆びにくく、長期にわたって劣化しにくい特性があります。紫外線や風雨に強く、変色やひび割れが起こりにくいため、頻繁なメンテナンスの手間を大幅に削減が可能。
特に湿気の多い場所や海岸近くなど、過酷な環境下での耐久性は優れています。
また、不燃材料なので防火性にも優れ、軽量だからカバー工法としてよく使用される仕上げ材の1つです。
次に破風の仕上げ材を施工していきます。
軒天と同じアイボリー系の色にしたので、全体的に軽やかな雰囲気が感じられる外観になっていますね。
外壁との色の相性もバッチリです。
破風の仕上げまでできたら、残すは屋根材の施工のみです。
