裾野市下和田・カバー工法②既存のスレート屋根の上に防水シートと雨仕舞いを施工(雨漏り対策)
投稿日:2025.7.17
引き続き、裾野市下和田の屋根カバー工法の現場レポートをお届けします。
今回は、既存のスレート屋根の上に防水シートと雨仕舞いを施工します。
前回の現場レポートはこちら→裾野市下和田・カバー工法①雨染みと塗膜の剥がれが目立つスレート屋根の調査
これは雨漏り対策として非常に重要な作業です。
まずは防水シートを施工します。
今回使用した防水シートは、PカラーEX+という改質アスファルトルーフィング。
高い防水性と耐久性を持ちながら比較的安価で、コストパフォーマンスに優れているため、弊社ではよく使わせてもらっています。
屋根の防水シートを軒先から敷くのは、水の流れに沿ってシートを重ねるためです。
下から上へ順に重ねることで、雨水がシートの隙間に入っても、外へ流れて内部への浸入を防ぎます。
次に雨水が建物内部に侵入しないように雨仕舞いの施工をします。
雨水が入りやすい壁との取り合い部分や軒先部分などに施工します。
「防水シートを使うのに雨仕舞いって必要なの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんね。
防水シートはは雨水の浸入を直接防ぐことを指します。
一方で、雨仕舞いは雨水が建物内部に入らないように水の流れを誘導する仕組みのことです。
防水シートなどで水の浸入を止めるのが「防水」の役割なら、「雨仕舞い」は、水が滞留せずスムーズに排出されるよう、経路を適切にコントロールすることで、建物への雨水の侵入を防ぎます。
どちらも雨漏り対策には不可欠なのです。
今回は、屋根のケラバ部分(屋根の雨樋がついていない端部)にも施工し、雨水の侵入をシャットアウトします。
次回の現場レポートは、最終工程の紹介です^^
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