防水工事の耐用年数はどれくらい?耐用年数を超えると起こるトラブルとは?
投稿日:2025.12.19

ベランダや屋上は雨風に直接さらされる場所で、必ず防水工事が施されています。
適切な防水処理がされていないと、建物内部に雨水が浸入し、建物全体が深刻なダメージを受けてしまいます。
そのため、建物を長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
しかし、どれくらいでメンテナンスをすれば良いのかわからない方も多いと思います。
そこで本記事では、防水工事の耐用年数や、それを超えた場合に発生するトラブルについて詳しく解説します。
目次
防水工事の目安となる耐用年数

防水工事は建物を雨水から守るためにおこなう工事です。
屋上やベランダ、バルコニーなどは常に雨水の影響を受けているため、防水処理が欠かせません。
これらの箇所に防水層を設けることで、雨水の侵入を防いで雨漏りを予防することができます。
防水工事の耐用年数は工事の種類によって異なりますが、一般的に10年から20年程度とされています。
この期間を超えると防水層が本来の性能を維持できなくなってしまいます。
ただし、これらの年数はあくまでも目安なので、環境や使用状況によってはこれよりも早く劣化することもあります。
日当たりの強い場所や、風雨にさらされやすい環境では劣化が早まる可能性があるため、劣化が現れた場合は早めのメンテナンスをおこないましょう。
当社の防水工事については「防水工事」をご覧ください。
防水工事の種類別の耐用年数

一口に防水工事といってもいくつかの種類があり、施工場所によって適切な方法が異なります。
そして、それぞれの種類ごとに耐用年数が異なるため、その期間を目安として定期的なメンテナンスが必要です。
ウレタン防水:約10~12年
ウレタン防水とは、液体状のウレタン樹脂を数回に分けて塗布して防水層を形成する方法です。
ベランダで使われることが多いウレタン防水の耐用年数は、約10年から12年程度です。
この方法の大きなメリットは、複雑な形状の場所にも柔軟に対応できる点です。
液体状なので継ぎ目のない一体的な防水層を作ることができます。
また、比較的安価で施工できる点も大きな魅力で、ベランダやバルコニーなどで広く採用されています。
一方デメリットとして、職人の技術によって仕上がりに差が出やすい点があります。
均一な厚みを保つには熟練した技術が必要なのです。
また、紫外線に弱いため、定期的なトップコートの塗り替えが必要な点もデメリットになります。
FRP防水:約10~12年
FRP防水は、ガラス繊維強化プラスチックを用いた防水工事です。
耐用年数は約10年から12年程度で、軽量でありながら高い強度があるのが特徴です。
硬化が早いため短期間で施工が完了する点がメリットで、工期を短縮することができます。
また耐候性や耐摩耗性に優れているため、人が歩行する場所でも摩耗しにくいのが特徴で、ベランダなどでよく使用されています。
一方で、硬質な素材のため建物の動きに追従しにくく、ひび割れが発生しやすいというデメリットがあります。
また、他の工法と比べてコストが高めです。
シート防水:約10~15年
シート防水とは、ゴムや塩化ビニール製のシートを敷き詰める方法です。
工場生産されたシートを使用するため、品質が安定しているのが強みです。
耐久性が高く、メンテナンス頻度も少なくて済みます。
そのため、耐用年数はウレタン防水やFRP防水よりも少し長めの約10年から15年程度です。
また、広い面積を効率よく施工できるため、工期短縮が可能な特徴もあります。
しかし、複雑な形状や凹凸がある場所では施工が難しいというデメリットがあります。
また、シートの接合処理には専門的な技術が必要です。
アスファルト防水:約15~20年以上
アスファルト防水とは、アスファルトを染み込ませたシート状の材料を何層にも重ねて防水層を作る方法です。
非常に高い防水性と耐久性を持っており、ビルやマンションなど大規模な屋上で採用されることが多いです。
信頼性が高く、長期間にわたって防水効果を維持できる点が最大のメリットになります。
そのため、アスファルト防水は最も耐久性が高く15年から20年以上持つこともあります。
一方、施工時に高温のアスファルトを溶かすため、臭いや煙が発生するというデメリットがあります。
また、重量があるため建物への負担が大きく、施工には専門的な技術が必要です。
防水工事の耐用年数を超えるとどうなる?

防水工事の耐用年数を超えた状態で放置すると、以下のようなさまざまな問題が発生します。
雨漏りが発生する
最も深刻な問題は雨漏りです。
耐用年数を超えて防水層が劣化すると、劣化箇所から雨水が建物内部に浸入します。
そして、天井や壁にシミができたり、室内に水がポタポタと落ちる雨漏りに発展するのです。
建物構造が劣化する
雨水が建物内部に浸入すると、鉄筋コンクリート造の場合は錆や劣化を引き起こし、木造の場合は木材の腐食やシロアリの発生リスクが高まります。
このように構造材が劣化すると建物の強度が低下し、倒壊のリスクが大きくなる可能性があります。
修繕費用がかかる
耐用年数を超えると劣化が進み、単純な防水工事だけでは済まない場合があります。
構造部分の修繕など大規模な工事が必要となった場合、費用が大幅に増加してしまいます。
早めにメンテナンスをおこなえば数十万円で済んでいたところを、放置することで費用が何倍にも膨れ上がることがあるのです。
そのため、早期発見・早期対応がとても大切になります。
まとめ
防水工事の耐用年数は種類によって10年から25年程度で、耐用年数を超えて放置すると雨漏りや建物の劣化といった深刻な問題が発生します。
また耐用年数はあくまでも目安になるため、環境や利用条件によってはこれよりも早く劣化する場合もあります。
そのため、定期的な点検をおこない、劣化を発見したら早めに対処することが重要です。
そうすることで防水性を長期間維持することができ、建物を良好な状態に保つことができます。
建物を雨水から守り、長く快適に住み続けるためには、定期的な点検とメンテナンスを心がけましょう。
*K*
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