静岡県富士宮市北山 悪条件が重なった波板の雨漏り修理
投稿日:2023.5.31 更新日:2024.5.15
当社にて車庫の屋根にポリカ波板を張ったお客様より、継ぎ目から雨漏りがするので見てほしいとの連絡を受けました。
10尺の波板を2枚つないでいたのですが、継ぎ目分から雨が逆流して漏れている状態でした。
お客様は継ぎ目を長くしたらよいのでは?とのことでしたが、勾配が緩いため、毛細管現象により水が上がってくるのであまり意味がありません。
逆に波板を長くすれば、風にあおられてめくれてしまうということも考えられます。
(こちらのお客様は特に風が強い場所です。)
また、屋根の下地が鉄骨のため「波締め」と呼ばれる鉄骨用のビスを使っているのですが、一定のところで止まる仕組みになっています。
そのため、通常のビスより深く刺さらず、特に波板が四重になる部分はわずかな隙間が発生してしまうのです。
今回は、1.屋根の流れが長い 2.勾配が緩い 3.下地が鉄骨 4.風が強い、という悪条件が重なって雨漏りが発生していたのです。
継ぎ目の部分をばらして、横桟と横桟の間に6尺の波板を入れました。
重なった部分が暗くならないよう、透明の波板にしました。
これで、継ぎ目部分からの雨漏りは改善されるでしょう。
当社では屋根・外壁の点検、雨漏り調査を無料で行っております。
経験豊富なスタッフが伺い、お客様にとって最適な工事をご提案いたしております。
屋根・外壁のことなら富士宮屋根工事店までお気軽にお問い合わせください!
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