静岡県富士宮市外神 塗装した直後に雨漏りした屋根のカバー工事
投稿日:2024.1.4 更新日:2024.5.15
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は数多くのお問い合わせをいただき誠にありがとうございました。
本年もお客様によりいっそうお喜びいただけるよう、スタッフ一同精進してまいります。
お客様とご家族皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
本年も何とぞよろしくお願い申し上げます。
早速ですが、昨年屋根工事をした現場のレポートをお届けいたします!
新年一発目は、屋根塗装をした直後に雨漏りしたというお客様の現場レポートです。
今回のお客様の屋根は下の写真のとおりキレイな状態で、とても雨漏りしているようには見えませんよね?
なのに雨漏りしたのは一体なぜでしょうか…?
実は今回のお客様は、屋根塗装を5回繰り返されていたのです。
お客様は「塗装をすれば屋根が長持ちする」と業者に言われるがままに塗装を繰り返されていました。
屋根塗装をする際は、洗浄→下塗り→中塗り→上塗りと、最低でも4回は職人が屋根の上を歩き回ります。
それにより屋根材の下のルーフィングが傷んでしまい、雨漏りの原因となっていたのです。
屋根塗装が屋根に及ぼす影響については、以下ブログ記事でもご紹介していますのでチェクしてください!
屋根塗装のデメリットとは?塗ってはいけない屋根についても解説します!
お客様のご要望により屋根の一部をめくってみたところ、このような状態でした。
スレートの下に回った水が逃げ場を失い、水が逆流している状態がお分かりいただけますでしょうか?
これは塗装を繰り返すことにより塗料が目詰りし、水が外に排出されない状態になっていたのが原因と思われます。
さらにルーフィングが寿命を迎えて防水性が失われていたため、雨漏りにつながっていたのです。
棟カバーを外すと、棟下地も腐食が進んでいました。
屋根を長持ちさせるためと思ってやっていた屋根塗装が、逆に屋根を傷めることになってしまうのは本末転倒ですよね…。
また次回のレポートに続きます!
−Y−