静岡県御殿場市川島田 瓦棒葺き屋根のカバー工事 その1
投稿日:2024.1.17 更新日:2024.5.15
静岡県御殿場市川島田にて、瓦棒葺き屋根カバー工事の様子をお届けします!
瓦棒葺き(かわらぼうぶき)とは桟葺き(さんぶき)とも呼ばれている、昔ながらの縦葺き屋根です。
ドブ板と呼ばれる金属の板の間に瓦棒(心木)と呼ばれる木の棒を置き、その上にコの字型の板金を取り付けるという葺き方です。
昔の縦葺き屋根はこの葺き方が主流でしたが、木に水が回って腐りやすいというデメリットがありました。
そのため現在の縦葺き屋根は、木を使わない金属のみの縦平葺きが主流となっています。
今回のお客様の屋根の勾配は三寸五分あったため、横葺きもギリギリ可能です。
数種類の屋根材のサンプルを見ていただいたうえで、当社おなじみの石粒付きガルバリウム鋼板(セネター)をお選びいただいたという次第です。
まずは棟を撤去して、既存の屋根の上にラーチ合板を重ねていきます。
瓦棒の腐食が激しければ撤去するという方法もありますが、状態は悪くなかったためそのまま残してカバーしていきます。
そのほうが既存の屋根との間に通気層ができるので、湿気もこもりにくく断熱、防音効果も高まるのです。
そして何と言っても工事費を安く押さえることができます^_^
次回のレポートに続きます!
−Y−