静岡県三島市 事務所屋根の雨漏り修理 面戸の役割とは?
投稿日:2024.6.26
静岡県三島市にて、事務所の雨漏り修理の様子をお届けします!
今回の現場はいつもお世話になっている協力会社様の事務所で、3階のサッシ付近から雨漏りしているとの連絡をいただきました。
雨漏りしている場所からすると、考えられるのは折板屋根の水上部分に付けられている「面戸(めんど)」です。
面戸とは、折板屋根の谷の部分から雨水が侵入しないように取り付ける板のことを言います。
雨押えを取り外すと、奥のほうに「止め面戸」、手前のほうに「エプロン面戸」が付けられています。
止め面戸は雨水をシャットアウトするものなので、コーキングで完全に隙間を埋める必要があります。
いっぽうエプロン面戸は、雨押えの中に雨水やホコリが入るのを防ぐためのものなので、完全に隙間を埋めてはいけません。
雨押えの中に水が入ったときに水が排出できるよう、下のほうだけ隙間を開けておかなければならないのです。
それを知らずに全体をコーキングで埋めてしまい、逆に雨漏りがひどくなってしまった、というケースも珍しくありません。
そのため、雨漏り修理は経験豊富な屋根専門業者に依頼するのが安心ですよ!
前置きが長くなってしまいましたが…まずは止め面戸のコーキングを充填します。
既存のエプロン面戸は劣化していましたので、今回新しいものを取り付けることにいたしました。
もちろん、コーキングするのは両サイドのみで、下のほうは埋めておりません^_^
次回のレポートでは雨押えと笠木板金取り付けの様子をお届けします!
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