静岡県伊豆の国市 セメント瓦補修・破風板板金補強工事 崩れたセメント瓦
投稿日:2023.11.15 更新日:2024.5.15
静岡県伊豆の国市にて、セメント瓦補修・ケラバ板金補強工事の様子をお届けします!
セメント瓦とは粘土を焼いた日本瓦と違い、セメントを主成分としています。
そのため基材自体に防水性がなく、表面の塗装が剥がれると水分を吸って劣化してしまうのです。
また、セメント瓦のほとんどは製造・販売を終了しているため、割れてしまったら部分葺き替えをすることができません。
そのため今回は、崩れかかった軒先のセメント瓦を板金で包んで補修することにいたしました。
こちらの写真が補修前の状態です。
いちど補修した跡が見受けられますが、先端が崩れてしまっています。
まずはのり付けのために上からシリコンコーキングを打ちます。
そうして上から、瓦に見立てて加工した板金を張り付けます。
替えの瓦がないため応急処置にはなりますが、同系色の板金で仕上げているためそこまで違和感はないと思います。
なお、ここまで瓦の劣化が進んでいたら、塗装はおすすめできません。
塗装で屋根の上を歩くことにより、瓦およびルーフィングを傷めてしまうからです。
次に屋根を葺き替える時まで何もしないというのは、とても賢い選択だと言えますね^_^
続きは別のレポートでお伝えします!
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