静岡県富士宮市山宮 コロニアルNEOのカバー工事 塗ってはいけない屋根
投稿日:2024.4.29 更新日:2024.5.13
静岡県富士宮市山宮にて、コロニアルNEOのカバー工事の様子をお届けします!
今回のお客様からは、もともと屋根・外壁塗装のお問い合わせを受けていました。
ところが現場調査に伺ったところ、屋根はコロニアルNEOでところどころに割れが見受けられました。
コロニアルNEOは旧クボタ(現ケイミュー)の化粧スレート屋根で、ノンアスベストに移行した直後に販売された商品のため基材がもろく、欠陥商品と言われています。
上を歩いただけで割れてしまうことがあるので、「塗ってはいけない屋根材」としても知られています。
ところがそれを知ってか知らずか塗装を勧めてくる業者も未だに多く、今回のお客様も別の業者からは塗装を勧められたようです。
お客様にはお見積り段階でそのことをしっかりと説明したうえで、今回のカバー工事をご選択いただいた次第です。
下の写真がカバー前のコロニアルNEOの状態なのですが、手前と奥のほうで状態が違うのがお分かりいただけますでしょうか?
手前の方は苔が生えていて屋根材の一部が割れているのですが、奥の方はキレイな状態を保っています。
なぜかと言うと、手前は雨水にさらされている部分で、奥の方は雨水が当たりにくい部分だからです。
雨や紫外線が屋根壁を劣化させるとはいいますが、いちばん悪影響を及ぼすのは雨水です。
この写真を見たら、雨水をもろに受ける屋根にとって屋根塗装はあまり意味がないということがお分かりいただけるのではないでしょうか。
長くなりましたので、工事の様子は次回のレポートでお届けします^_^
−Y−