静岡県富士宮市徳倉 施工しづらい屋根のカバー工事 壁際の雨仕舞
投稿日:2024.2.12 更新日:2024.5.13
静岡県富士宮市徳倉にて、屋根カバー工事の続きです!
今回のお宅の屋根は面積こそ少ないものの、下屋根部分が複雑な形をしています。
そのため、外壁との取り合いや谷の部分はしっかりと雨仕舞をしなければなりません。
コチラは外壁との取り合い部分に捨て谷板金を這わせて、上から屋根材を貼り付けているところです。
ちなみに今回使用した屋根材も、石粒付きガルバリウム鋼板のセネターです。
コチラは雨押えを取り付けているところで、中に捨てコーキングをしています。
雨押えをすべて取り付けたら、さらに上の部分だけをコーキングでふさぎます。
ここでやってはいけないのは、雨押えの下のほうまでコーキングでふさぐことです。
下のほうまでふさいでしまうと、万が一雨水が侵入したときに逃げ場がなくなり、雨漏りの原因となってしまうからです。
屋根専門業者であれば当たり前にやっていることですが、専門外の業者であれば知らずに誤った雨仕舞をしてしまうことがあるのでご注意くださいね。
なお、この捨て谷板金を屋根材の外に出すのは、屋根の中に水を溜め込まない工夫なのです。
施工不良ではありませんのでご安心ください(^_^)v
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