静岡県御殿場市川島田 瓦棒葺き屋根のカバー工事 その5
投稿日:2024.1.26 更新日:2024.5.15
静岡県御殿場市川島田にて、瓦棒葺き屋根カバー工事の様子の続きです!
屋根材を葺き終えたら、棟下地を取り付けて屋根材と同素材の棟カバーを取り付けます。
他の現場レポートでもたびたびお伝えしていますが、当社では石粒付きガルバリウム鋼板には金属の棟下地を使用しています。
写真では見えませんが、この棟下地と屋根材の間には「ケミカル面戸」というスポンジのようなものを噛ませています」。
ケミカル面戸を間に噛ませることにより、凸凹した屋根材と棟下地の間に隙間ができにくく、仮に水が入っても蒸発しやすいのです。
見えない部分ですが、屋根を長持ちさせるためにひと工夫するのが当社のコダワリでもあります。
コチラは下屋根と外壁の取り合い部分の納まりを撮った写真です。
前々回のレポートでルーフィングの上に捨て水切りを取り付けましたが、その上に屋根と同素材の雨押えを取り付けます。
そうしてさらに上から板金でカバーし、上をコーキングでふさぎます。
この場合、このカバーの下のほうまでコーキングするのはNGです。
なぜならば、中に入った水を外に出すことができなくなるからです。
このように下屋根のある家は雨仕舞がとても重要で、大屋根だけの家よりもはるかに高い技術が必要なのです(^_^)!
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