静岡県浜松市中区 パミール屋根葺き替え工事 立平葺き完成！
投稿日：2024.7.10 更新日：2024.7.7
静岡県浜松市中区にて、パミール屋根葺き替え工事の続きです！
屋根全体に縦葺きの屋根材取り付けたら棟の施工に入ります。
今回使用した棟下地は「タフモック」という人工木材です。
縦葺きの棟下地は木材でもいいのですが、今回は施主様のご要望により人工木材にいたしました。
縦葺きの場合屋根材と棟の間に隙間ができてしまうので、「止め面戸」と呼ばれる役物でフタをします。
さらに棟板金を取り付けます。
もともと換気棟があったのですが、施主様のご要望で塞いでいます。
大棟の先端のことを「棟巴（むねともえ）」というのですが、風に飛ばされないようにしっかりと加工します。
当社ではシンプルかつ丈夫な作りにしています^_^
コチラは谷の納まりですが、水が回りやすい部分なので内部にシール処理をしたり小口にシリコンを詰めたりと工夫しています。
今回のお宅のように立平葺きで谷のある屋根は納まりが難しく、職人の腕が問われます。
谷の納まりに関しては「これが正解」といったものはなく、屋根業者によって施工の仕方がさまざまです。
ただしどんな納まりであれ、いちばんしっかりと行わなければならないのは「雨仕舞」です。
雨仕舞がしっかりしていたら、多少屋根材の下に水が回っても雨漏りする心配がありません。
5回にわたってお届けしてきた屋根葺き替え工事ですが、実は外壁カバー工事が残っているのです^_^
次回のレポートからは「外壁カバー工事編」としてお届けしますので、ぜひ最後までお付き合いください！
−Y−
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