静岡県駿東郡清水町 屋根カバー工事 細かい作業が必要な屋根
投稿日:2023.11.29 更新日:2024.5.15
静岡県駿東郡清水町にて、屋根カバー工事の続きです!
今回は下屋部分だけのカバー工事でしたが、ちょっと入り組んだ構造にになっています。
下屋根の前を増築されており、真ん中がポリカーボネートの屋根で、その両脇に小屋根があるという作りです。
このような複雑な屋根は雨仕舞をしっかりとしなければ雨漏りのリスクが伴います。
さらに勾配のゆるい屋根ですので、特に壁との取り合い部分はしっかりと雨仕舞をする必要があります。
壁際はルーフィングを立ち上げ、半貫という下地の木材を打って最後に雨押えでカバーします。
ケラバの部分はガルバリウム鋼板を折り曲げ加工し水が回らないようにします。
小さな屋根ですが、随所にこのような板金技術が必要となる細かい工事です^^;
今回は立平葺きのガルバリウム屋根なので、棟には貫板という木の下地を使っています。
立平葺きにはハゼ(結合部分)があるため、貫板とガルバリウム屋根が密着せず、水が溜まって木が腐るようなことがありません。
また、その隙間を埋めるために面戸という部材を付けるのですが、木の下地であれば横から差した釘が抜けにくいというメリットがあります。
写真には残っていませんが、棟カバー、雨押えを付けたら完成です^_^
作業範囲は少なかったのですが、細かい作業が必要となる屋根カバー工事でした!
−Y−