静岡県御殿場市新橋 テナントビル折板屋根雨漏り修理 間違った納まり
投稿日:2024.8.5
静岡県御殿場市新橋にて、折板屋根雨漏り修理の様子をお届けします!
今回のお客様は4階建てのテナントビルで、5年ほど前から雨漏りが直らず、調査・修理費にかなりのお金を費やしてきたとのこと。
屋根は「ハゼ式(丸ハゼ式)」と呼ばれる折板屋根です。
一般的な「重ね式」と呼ばれる折板は、屋根材をボルトとナットで固定させるのですが、ハゼ式はハゼ締めで固定させます。
そのため見た目はスッキリとしているのですが、重ね式とは違った屋根の納まりになります。
他社から出ていた雨漏り調査の報告書によると、雨押えの部分から雨漏りしているとのことでしたので、まずは雨押えをバラしてみます。
ところがバラす前に、雨押えの納まりがおかしいことに気がづきました。
下の写真を見ると、折板のハゼの部分と雨押えがぶつかる部分に切込みが入っているのがお分かりいただけますでしょうか?
ハゼの部分が出っ張っているので切り込みを入れたと思われますが、これでは隙間から水が入ってしまいますよね^^;
雨押えをバラすと、やはり水が溜まった跡が確認できました。
さらに手前のエプロン面戸全体がコーキングで塞がれていたため、中に入った雨水を外に排出できずに雨漏りしていたものと思われます。
今回は、屋根の納まりが間違っていたために起きた雨漏りと言えますね。
次回のレポートでは、間違った納まりを変える様子をお届けします!
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