神奈川県足柄下郡箱根町・カバー工法②野地板の増し張りによる補修〜防水シート施工
投稿日：2025.7.25
引き続き、神奈川県足柄下郡箱根町の屋根カバー工法をお届けします。
今回は、野地板（構造用合板）の増し張りと防水シートの施工をします。
前回の現場レポートはこちら→神奈川県足柄下郡箱根町・カバー工法①台風により破損したアルファルトシングル屋根の調査
野地板を施工する理由は、平らな下地を作って新しい屋根材をスムーズに施工できるようにするためです。
野地板は、破損した屋根だけでなく隣り合う大屋根部分にも施工していきます。
大屋根部分にも野地板を施工したら、防水シートを施工していきます。
日新工業の防水シート「カスタムライト」は、高品質な改質アスファルトと特殊な合成繊維を組み合わせることで、高い防水性を実現しています。
裏面が粘着層になっているためタッカーが不要で施工が簡単です。
また、釘穴が開いても粘着層がしっかり塞ぎ、雨水の浸入を防ぎます。
高い性能とコストパフォーマンスを兼ね備えているため、多くの現場で採用しています。
防水シートは軒先から施工します。
その理由は、雨水を確実に外へ排出するためです。
屋根の施工では、水が流れる方向と同じように「下から上へ」「軒先から棟へ」という順番で防水シートを重ねて貼っていくのが鉄則です。
これにより、雨水がシートの継ぎ目を乗り越えて内部に侵入するのを防ぎ、屋根の下地材（野地板）を雨水から守ることができます。
カバー工法する部分全てに防水シートを施工しました。
続きは、次回の現場レポートで解説しますm(_ _)m
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