静岡県富士市宮島|古くなったセキスイかわらUをカバー工法で修繕しました
投稿日:2025.3.6
静岡県富士市宮島にて、カバー工法による屋根修繕工事を行った様子をレポートします!
今回のお客様は、「屋根の瓦が色褪せて、一部欠けている。見た目が悪いし、隙間もできそう。雨漏りしそうで心配…」とのご相談をいただきました。
現場調査してみると、屋根材の劣化は想像以上に激しく、防水性能が大きく低下していることが判明。
せっかくなので、既存の屋根材として使われていた「セキスイかわらU」について簡単にご紹介します。
セキスイかわらUは、1990年代以前にアスベストを含有した瓦でした。石綿規制後はアスベストを含まないものが使われるようになりましたが、強度はメーカーの想定以上に弱く、各地でセキスイかわらUの劣化問題が発生しました。
また、セキスイかわらUは、裏側に空気層がある、ちょっと特殊な構造になっており、素人が屋根に上ると簡単に踏み抜いてしまうほど脆いのです…。
今回の現場では、色褪せによる防水機能の低下に加え、固定釘の浮きや軒先の木部露出など、複数の劣化症状が見られました。
既存のセキスイかわらUを撤去せず、カバー工法で修繕することでコストを抑えつつ、しっかりと防水性・耐久性を向上させていきます!
まずは、傷みの激しい軒先から、新しい屋根材としてガルバリウム鋼板を取り付けていきます!
屋根材は1枚ずつ、雨水の流れを考えながら下から上へと重ねてビス固定していきます。
固定が甘いと強風で屋根材が浮いてしまうため、専用のビスでしっかりと固定しました。
これで、見た目にも美しく、耐久性も大幅に向上しました!
今回のように、セキスイかわらUの劣化でお困りの方はカバー工法がオススメです!解体工事が不要なため、コストを抑えながら防水性と耐久性を向上させることができます。
屋根材に続いて、棟も仕上げていきます!
次回のレポートもお楽しみに(^^)/
屋根の色褪せや傷みが気になっている方は、ぜひお気軽にご相談ください!
=Y=
