富士宮市大中里・屋根葺き替え工事②既存屋根の撤去と防水シート施工
投稿日:2025.9.20 更新日:2025.9.21
引き続き、富士宮市大中里の屋根葺き替え工事をお届けします。
今回は、ボロボロのトタン屋根を撤去して防水シートを施工する様子のご紹介です。
前回の現場レポートはこちら→富士宮市大中里・屋根葺き替え工事①ボロボロのトタン屋根の調査
ボロボロになった屋根を撤去し、下地が現れました。
既存のトタン屋根の下にある野地板は、経年劣化により傷みが進んでいる状況でした。
通常、この状態では野地板の補修や張り替えが推奨されますが、今回の現場では既存の野地板を活かす形で工事を進めることになりました。
下地の状態を慎重に確認し、細心の注意を払って施工を行っています。
この野地板の上に防水シートを施工します。
屋根の防水シートには、PカラーEX+という改質アスファルトルーフィングを使用しました。高い防水性と耐久性を備えつつ、コストを抑えられるのが特長です。
防水シートは雨水の流れを考慮し、**軒先から棟に向かって重ねていきます。
下から上へ順番に施工することで、もしシートの継ぎ目から水が入り込んでも、下へ下へと確実に流れ、雨漏りを防ぎます。
防水シートの上の細い木材は、「桟木(さんぎ)」と呼ばれるものです。
通気層の確保やこれから施工する屋根の固定のために施工されます。
次回の現場レポートは、最終工程の紹介です^^
