神奈川県大和市つきみ野|雨シミや穴あきが見られる軒天を修理
投稿日:2025.3.23
先日の【現場調査】と【カバー工法】に続き、神奈川県大和市つきみ野で軒天の修繕をしたレポートをお届けします!
以前のレポート「神奈川県大和市つきみ野|スレート屋根にガルバリウム鋼板のカバー工法をしました」はこちら
軒天(のきてん)とは、屋根の軒先の裏側にあたる天井部分、つまり地上から見える部分を指します。
雨風や直射日光から外壁を守り、屋根裏の換気や延焼防止の役割を果たしますが、前回の調査時点で、軒天の広範囲にわたる水染み・めくれ・穴あきが確認されていました。
このまま放置すると、さらに軒裏の木材が腐朽し、強度が低下してしまう恐れがあったため、修繕が必要です。
まずは劣化が進んでいる軒裏の、垂木や野地板の状態をチェック。
幸い、大きな腐食はなく、全面的に張り替えをしなくても対応可能な状態でした。
よって、今回はカバー工法で軒天を補修していきます!
まず、重ね張りの前に、軒天全体に胴縁と呼ばれる木材を取り付けます。
ガルバリウム鋼板の軒天を取り付ける際の下地になるわけです!
そして、軒天材に採用したのは、ガルバリウム鋼板です。
ケイカル板の有孔ボードに重ねて張っていきます。
- 耐久性が高く、腐食しにくい
- 白色の仕上げにより、明るく美しい外観を維持
- 防火性能にも優れ、万が一の火災時にも延焼を抑える効果がある
ガルバリウム鋼板の軒天には上記のようなメリットがあり、長期間メンテナンスフリーで安心して使用できます。
軒天材をビス留め固定し、シーリング処理を施して雨水の浸入を防ぎました。
今回の施工で、雨漏りのリスクを抑えながら、耐久性・美観・防火性を向上させることができました^^
軒天は雨を直接受ける部分ではないため軽視されがちですが、屋根裏の換気や結露防止にも大きな役割を果たしています。
軒天の水染み・めくれ・穴あきなどを見つけたら、ぜひお気軽にご相談ください。
=Y=
