神奈川県大和市つきみ野|屋根と外壁の境目に雨押さえ板金(水切り)を取付
投稿日:2025.3.24 更新日:2025.3.28
引き続き、神奈川県大和市つきみ野の現場レポートをしていきます!
これまで、現場調査・カバー工法・軒天の修理をしてきましたが、今回は屋根と外壁の取り合い部分に雨押さえ板金(水切り)を取り付けていきます!
以前のレポート「神奈川県大和市つきみ野|雨シミや穴あきが見られる軒天を修理」はこちら
雨押さえ板金とは、住宅の外壁と屋根の接合部分に雨が入り込まないよう取り付ける板金のこと。
一般的にはあまり知られていませんが、実は、雨漏りの原因の多くが、雨押さえの劣化だったりします。
さて、今回は30年以上屋根メンテナンスをしていない住宅だったため、既存の雨押さえ板金は心許なく、下地の貫板も腐食している可能性が高いと判断されました。早速、修繕していきます!
新しい貫板は防水処理をした木材を設置。
板金はガルバリウム鋼板製で、耐久性に優れたものを使用しました。施工時には重ね代(30mm以上)も確保。
雨押さえ板金をしっかり固定し、雨水の浸入を防ぐために、ステンレスビスで確実に留めました。
施工完了後、雨押さえ板金の固定状態をチェック。
建物の角部分も、丁寧に隙間なく施工します。
雨押さえ板金は外からは見えにくい部分ですが、適切な施工が建物の耐久性を大きく左右します。
特に、カバー工法の際には必ず点検・交換することをおすすめします!
今回は紹介しきれませんでしたが、外壁と雨押さえ板金の隙間も、防水処理が必要です。
次回のレポートではコーキング処理について紹介していきます^^
ちなみに、最近の住宅では「軒ゼロ設計(軒の出がない家)」が増えており、その分、外壁や屋根の取り合い部に直接雨が当たりやすくなっています。
こうした構造では、雨押さえ板金の施工精度が、より重要です。
気になる方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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