台風シーズン到来!台風シーズンをねらった詐欺にはご注意を!
投稿日:2024.9.10
先日、九州・四国を横断し、台風以外の場所でも大雨による被害をもたらした台風10号。
特に宮崎県では日向灘地震の被害を受けて間もなくして竜巻による被害を受けたため、今もなお多くの家屋が修理待ちの状況だと聞きます。
そんな台風シーズンに問題となっているのが、台風被害につけ込んだ詐欺による被害です。
そこで今回は、台風シーズンをねらった詐欺とはどのようなものなのか、まただまされないための対策について解説します。
意味のない工事をして大事なお金を費やすことがないよう、ぜひ最後まで記事をチェックしてくださいね!
目次
台風後に詐欺被害がなぜ増える?
台風が去った後は、地元の工務店や修理業者に問い合わせが殺到します。
実際に当社でも、台風や大雨の後には電話が鳴り止まず、すぐに対応できずにお待たせしてしまうことがあります。
そのような地元の業者が対応できない時に、他県からやってきた業者による詐欺被害が相次いでいるのです。
一刻も早く家を診てもらいたい、という心理につけ込んだ悪質な手口ですよね。
台風シーズンをねらった詐欺の手口とは?
静岡県のホームページでも注意喚起されていますが、台風シーズンをねらった詐欺にはさまざまなものがあります。
台風シーズンに増加傾向!災害に便乗した悪質商法にご注意ください
それでは台風シーズンをねらった詐欺の手口とはどういうものなのか、ひとつずつ見ていきましょう。
ブルーシート詐欺
屋根や外壁が壊れた時の一次対策として知られているブルーシート養生。
通常であれば数万円で済むものが、10万円以上の高額請求をされたという、いわゆる「ブルーシート詐欺」の被害が相次いでいます。
「品薄だけど優先的にやります」と言って焦らせたり、勝手に養生してあとから請求するなど、その手口もさまざまです。
また、土のうも置かず紐でくくりつけただけで、風ですぐ飛ばされてしまったというケースもあります。
雨漏りから解放されたい気持ちはわかりますが、回ってきた業者にブルーシート養生を持ちかけられたら怪しいと思うようにしてください。
自治体によっては補助金が降りる場合もあるので、契約前によく調べるようにしましょう。
点検商法
「点検」を口実に回ってきた業者から、不安をあおようなことを言われて契約を迫られる手口を「点検商法」と呼んでいます。
とくに台風直後は地元の業者が立て込んでいるため、「無料で診てあげますよ」と言われたらつい気を許してしまうかも知れません。
ところが屋根にのぼらせてしまったら悪徳業者の思うツボです。
「棟が外れかかっているので放っておくと雨漏りする」「瓦が割れているのでまた台風が来たら危険ですよ」などなど…
「今すぐ◯◯しないと」と即決を迫るような言い方をしてくるのも悪徳業者の手口です。
もっと悪質になると、棟や漆喰を壊されることもあるので要注意です。
点検商法については以下ブログ記事でも解説しているのでチェックしてください!
火災保険詐欺
「火災保険が下りるので修理しましょう」と勧誘してくる業者にも注意が必要です。
そのような業者は、必要な修理以外にも「無料でできるからここもやっておきましょう」と追加工事を進めることがあります。
火災保険が適用されるのはあくまでも原状回復なので、必要のない修理を勧めてくる業者は怪しいと思うようにしてください。
また、わざと屋根を壊して保険金の請求を促す悪質な業者もいるようです。
保険金を請求するのは最終的にはお客様なので、ウソの請求をして不正がバレると罰せられるのはお客様なのですよ。
緊急性の高い不具合・そうでない不具合
回ってきた業者に家のことを指摘されると、やはり不安になってしまいますよね。
ですが、不具合の内容によっては直ぐに工事が必要な場合と、そうでない場合があるのです。
緊急性の高い不具合 雨漏りしている
台風により屋根や外壁が飛ばされて雨漏りしている場合は、できる限り早急な工事が必要です。
雨漏りを放置すると下地の腐食が進み、大規模修繕が必要になるケースがあるからです。
ですが雨漏りに詳しくない業者に依頼して余計雨漏りが酷くなることもあるので、信頼のおける修理業者に依頼するようにしましょう。
雨漏り修理業者の見分け方については、以下ブログ記事をご参照ください!
緊急性の低い不具合 棟が飛ばされた
強風被害のNo.1と言っても過言ではないくらい起こりがちな不具合が「棟が飛ばされる」ことです。
一刻も早く修理が必要と思われるかも知れませんが、棟が飛ばされてもすぐに雨漏りを引き起こすわけではありません。
棟が飛ばされた場合、棟全体の交換を勧める業者も多いのですが、その工事は少し考えたほうがいいかも知れません。
なぜならば棟交換のタイミングを間違えると、次に屋根全体の工事が必要になった時にせっかく取り替えた棟が無駄になってしまうからです。
棟交換のタイミングについては、以下ブログ記事をご参照ください!
台風シーズンをねらった詐欺にあわないために
台風の被害を受けた家ではゆっくりと休むことができず、不安な日々を過ごさなければなりませんよね。
そんな心理につけ込んで営業してくる悪質業者の被害に遭わないために、以下のことを頭に入れておいてください。
1.回ってきた業者を屋根にのぼらせない
2.回ってきた業者とすぐには契約せず、周りにも相談する
3.業者のホームページや口コミを確認する
地元の修理業者が不足して修理が追いつかない場合、自治体によっては他県の修理業者に応援を要請することもあるようですので問い合わせてみるのもよいでしょう。
屋根工事のことなら富士宮屋根工事店まで!
今回は台風シーズンをねらった詐欺被害や、詐欺にあわないための対策について解説してきました。
悪質な業者にだまされないためにも、しっかりとした知識と態度で接することが重要ですね。
当社では台風後の屋根修理はもちろん、屋根カバー、葺き替え工事など、累計10,000件以上の施工実績がございます。
お客様のご予算と今後その家に住まわれるご予定を考慮しながら、最適な修理プランをご提案いたしております。
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