静岡県富士宮市 倉庫の屋根・外壁やり替え工事 タイトフレームの溶接
投稿日:2024.11.1
静岡県富士宮市にて、某企業様の倉庫のやりかえ工事を担当させていただきました。
今回はそちらの現場レポートをお届けします!
まずは折半屋根の施工から入るのですが、今回は久々にタイトフレームの溶接作業も行いました。
タイトフレームとは鉄骨と折板を固定させるための金具で、折版に沿ったかたちで山型の形状をしています。
そのタイトフレームを鉄骨の梁に溶接して折版を取り付けるという流れになります。
そもそも折板とタイトフレームって何?と思われた方は、以下ブログ記事で解説していますのでぜひご参照ください!
今回使用する折板屋根は600mmピッチのものなので、あらかじめそのサイズに印を付けておき、そこをめがけて溶接していきます。
タイトフレームと鉄骨の溶接は、プラスとマイナスで電流を発生させ、その熱で鉄を溶かしてくっつける「アーク溶接」という方法をとります。
ところが鉄骨は厚い塗膜が邪魔をして電流が流れにくいのです。
そのため作業にはコツが必要で、くっついたつもりでもくっついていないことがあるので慎重に作業していきます。
溶接が完了したら上からサビ止め剤を塗ります。
折板の施工は、実はタイトフレームの溶接がもっとも時間のかかる作業なのです・・・
というわけで次回のレポートでは折板を葺く様子をお届けします!
−Y−