Warning: Invalid argument supplied for foreach() in /home/leadsv3/si-roof.com/public_html/wp-content/themes/urabejyuusou/single-example.php on line 113
静岡県裾野市深良にて、雨漏りしている下屋根のカバー工事が完了しました。
本日はそちらの施工事例をお届けします!
下屋根部分のカバーです
今回カバーする屋根は金屬の縦葺きで、「瓦棒葺き(からわぼうぶき)」や「桟葺き(さんぶき)」などと呼ばれている昔ながらの葺きかたです。
下の写真のとおり、一定間隔に出っ張っている棒のような部分を「瓦棒」と言います。
この瓦棒葺きをカバーする際は、瓦棒を取る方法と取らない方法があります。
瓦棒を取ると既存屋根の高さと変わらなくなるため軒樋を付け替える必要がないのですが、瓦棒の撤去費用がかかります。
いっぽう瓦棒を残すと屋根に通気層ができるため防水・防音性が高まるのですが、屋根が高くなるため軒樋を付け替えなければなりません。
そんなメリット・デメリットをお客様にご説明したうえで、施工方法をお選びいただくようにしています。
なお、今回は瓦棒を残して施工することとなりました(^^)
瓦棒葺きカバー工事の手順は?
瓦棒葺きのカバー工事は以下の手順で行っていきます。
1.既存屋根の上にラーチ合板を敷いてからルーフィングを重ね、外壁とぶつかる部分にはブチルテープ(防水テープ)を貼る。
2.ケラバや軒に「唐草」という板金を取り付け、屋根本体を取り付ける。
3.壁際の板金はツカミという道具を使って立ち上げ、軒先は唐草に掴み込む。
4.壁際にはタフモックと言う人工木材を、タフモックには面戸と言う屋根材と共材の板を打ち屋根とタフモックの隙間を無くす。
5.タフモックを「雨押え」と言う役物で包み、さらに雨押えの立ち上げに半貫という木材を打つ。
6.防水コーキングをしてから半貫を共材の板金でカバーしたら完成。
工程としては以上になるのですが、雨戸の戸袋があったり屋根に段差があったりしたため、タフモックやカバーする板金の加工に時間がかかりました^^;
リフォーム工事の場合は新築と違って現場で寸法を測り、考えながら作業していかなければならないので職人がウデが試されます。
さて、コチラが施工後の仕上がりになるのですが、いかがでしょうか?
雨押えもバッチリとキレイに仕上がってますね(^_^)v
長持ちリフォームなら富士宮屋根工事店まで!
今回のお客様はもともと塗装を希望されていました。
雨漏りしている箇所にコーキングを打って塗装すれば一時的に雨漏りは止まります。
ですが下葺き材(ルーフィング)は新しくならないため、雨漏りは必ずまた再発します。
カバー工事は塗装の倍以上の金額はかかりますが、その後の持ちは塗装とは比べ物になりません。
長持ちするリフォームをお考えのかたは、ぜひカバー工事をご検討ください!
−Y−
工事のきっかけ
下屋根部分から雨漏りしている