長持ちリフォームに最適!当社がセネターをおすすめするワケとは?
投稿日:2024.11.12 更新日:2024.11.12
当社現場レポートや施工事例を見ていただくと、かなりの確率で石付き鋼板屋根「セネター」が登場しているかと思います。
そんな当社イチオシの屋根材でもあるセネターですが、もちろんおすすめするのにはワケがあります。
そこで今回は、セネターとはどんな屋根材なのか、またメリット・デメリットやおすすめするワケについて解説していきます。
お家の外装リフォームをご検討中のかたはぜひ参考にしてくださいね!
目次
デクラ屋根システム・セネターとは?
セネターは、ガルバリウム鋼板の表面に天然石の石粒を焼き付け加工したデクラ屋根システムのなかのひとつです。
ガルバリウム鋼板と天然石のハイブリッド鋼板屋根材「デクラ屋根システム」
デクラ屋根システムには現在「コロナ」「ミラノ」「セネター」「エコル」の4種類があります。
60年以上の実績のあるニュージーランドの工場で製造されており、日本では1992年に「コロナ」が発売されました。
つまりデクラ屋根は、日本では30年以上の販売実績がある屋根材のシリーズなのです。
セネターのメリットとは?
軽量で地震に強い
セネターは1㎡あたり約7kgと、粘土瓦の約1/9という軽さです。
地震大国でもある日本では、いつどこで大きな地震が起こってもおかしくありません。
屋根が重いと重心が高くなり、地震の際に揺れが大きくなります。
いっぽう屋根が軽量になると重心が低くなるため、小さな揺れで済むというわけです。
瓦屋根が地震に弱い理由については、以下ブログ記事もご参照ください!
インターロック工法で台風に強い
セネターは「インターロック工法」という独自工法で、屋根材を2方向からビス止めする施工方法となっています。
そのため下から吹き上げる風の影響を受けにくく、台風や竜巻などの強風にも強い屋根材なのです。
落雪しにくい
表面の石粒には滑り止めの効果があり、雪止めのような役割を果たしてくれます。
積雪地域でもある札幌市の建築確認課のページでは、雪止めと同等の効果がある屋根材としてセネターが掲載されています。
遮音性が高い
金属屋根は雨音がうるさいと言われていますが、セネターは表面の石粒が雨音を吸収してくれます。
特に瓦屋根やスレート屋根から金属屋根に葺き替えると、雨音が気になると言われるケースが多いです。
その点セネターは雨音が気になりにくいため、瓦屋根からの葺き替えの際にもおすすめの屋根材と言えます。
セネターのデメリットとは?
低勾配の屋根には向かない
カタログではセネターをの最低屋根勾配は2寸以上となっていますが、当社では3寸以上の屋根勾配を推奨しています。
※屋根勾配についてはこちらの記事もご参照ください。
勾配のゆるい屋根の場合、水はけが悪くなるため当社では金属の縦葺き屋根をおすすめしています。
苔が付きやすい
セネターは表面がザラザラとしているため、他の金属屋根に比べると苔が付きやすいように感じます。
立地条件にもよるので一概には言えないのですが、日当たりが悪かったり勾配がゆるかったりすると苔がつきやすい傾向にあります。
ビスが外から見える
メリットの項目でお伝えした「インターロック工法」により、セネターは外からビスが見える構造になっています。
屋根の下からは見えないので気にならないレベルではありますが、新築の場合はビスが見えるのをよく思わない大工さんもいらっしゃるようです。
実は日本の風土に合った屋根材
石付きガルバリウム鋼板は、ニュージーランドを始めとした海外では歴史の古い屋根材です。
しかしながら、外からビスが見えることを好まない日本ではあまり普及してきませんでした。
ですがメリットの項目でご説明したセネターの特徴からすると、地震や台風の多い日本の風土に適した屋根材と言えますね(^^)d
当社がセネターをおすすめするワケとは?
先日当社は、国内でデクラ屋根の取り扱いを行うルーフタイルグループジャパンより、東日本ブロックの販売実績第2位ということで表彰を受けました。
よいものと思ってお客様におすすめしていたものが、このように表彰していただけるのは本当に嬉しいことです(*^^*)
当社がセネターをおすすめするのにはもちろんワケがあります。
そのワケをいくつかご紹介していきます。
60年の実績がある工場で作られている
石付き鋼板屋根はデクラ屋根システムだけでなく、複数のメーカーで取り扱いがあります。
当社でも数年前までは他社の石付き鋼板屋根を販売していました。
ところがそのメーカーは製造工場がニュージーランドから韓国に変わってしまい、60年の実績と言えなくなってしまいました。
製造工場が変わることによって品質が変わってしまうことは珍しくありません。
そのため当社では、60年の実績のあるニュージーランド産のセネターをおすすめするようにしています。
メンテナンスフリー
セネターは表面の石粒加工により、色褪せがなく塗り替える必要のない屋根材です。
当社でデクラ屋根の施工を始めて20年ほどになります。
過去に施工した屋根をチェックしてみると、色褪せや石粒の剝がれもなくとても良い状態を保っています。
やはり実績というのはとても大事で、実績があるからこそ自信を持ってお客様におすすめすることができるのです。
屋根カバー工法に最適
セネターは表面が凸凹した形をしています。
実はこの形こそが、屋根カバー工法に適しているのです。
屋根カバー工事をする際、下地が緩んでいてビスが効かない時があります。
その場合は部分的に合板を敷くことになるのですが、他の屋根材では表面が平らにならずいびつな形になってしまいます。
その点セネターであれば多少の凸凹は気にならないので、屋根カバー工事にぴったりというわけなのです(^_^)v
セネターを使った施工事例
当社ではセネターを使った施工事例が多くあるため、お時間があればトップページの施工事例・現場レポートよりご参照ください!
ここでは屋根カバー、屋根葺き替えの施工事例を抜粋してご紹介します。
セネターを使った屋根カバー工事
お客様のコロニアル屋根は広範囲に渡って割れており、下地が腐ってビスが効かない箇所がありました。
ビスが効かない場所にはラーチ合板を敷いて、上からセネターでカバーしています。
部分的に合板を敷いても凸凹が気にならないのはセネターの為せるワザですね(^_^)v
セネターを使った屋根葺き替え工事
こちらは瓦屋根を軽量化したいとのことで、セネターへの葺き替えをさせていただいたお客様です。
当社で瓦葺き替え工事をする際は、既存の瓦桟を残して合板を敷くことにより、通気性と防音性を持たせるようにしています。
セネターの施工なら富士宮屋根工事店まで!
今回は当社イチオシの石付き鋼板屋根「セネター」ついて解説してきました。
当社では、建て替えをするまで持つような長持ちリフォームを得意としております。
長持ちリフォームを実現するために、セネターはもってこいの屋根材です。
「石付き屋根を検討しているけどいくらくらいかかるの?」といったご質問にもお答えできます。
長持ちリフォームが気になるかたは、ぜひいちど富士宮屋根工事店までご相談ください!
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